イトリゾールは、水虫の治療に使用する薬であり水虫を引き起こす原因となっている真菌を殺菌してくれる作用があることから人気があります。
イトリゾールには、カプセルタイプのものと内用液タイプのものがあります。

カプセルタイプのものは、真菌血症などのように体内に引き起こされる真菌感染症の治療に用いられるほか白癬や爪白癬などといった水虫と呼ばれる症状の治療にも使用されており治療薬として人気です。
内服液タイプのものは、真菌感染症や発熱性好中球減少症で真菌感染が疑われるケースなどに用いられます。

飲み方については、カプセルタイプの場合は50mgから100mgを1日1回食事を摂った直後に経口服用すると良いです。
飲む量については年齢や症状の程度により変わってくる面がありますが、1日においての最高用量は200mgと定められています。
内用液タイプの場合の飲み方は、20ml分を1日1回空腹時に経口服用します。
この場合の20mlは、イトリゾール200mg分に該当します。

なぜカプセルタイプでは食べた直後に服用するのかについてですが、空腹時に服用すると体内に吸収しにくくなり効果が感じられなくなることもあるためです。
イトリゾールの内用液タイプの場合と間違えやすいので注意しましょう。

イトリゾールの副作用についてですが、主に胃の不快感・吐き気などが挙げられます。
腹痛や下痢を引き起こす可能性もあるほか、肝機能値に異常が見られることもあるため注意しましょう。
胃腸に起こるこうした諸症状については、液剤に含まれている添加物が原因となることが多いとされています。

肝臓に起こる副作用については、ひどくなることはまれです。
ただ、長期に服用する時においては定期的に肝機能検査を受ける必要がある事を留意します。
重篤な副作用としては、肝機能障害やうっ血性心不全などがありますので異常が気になった場合にはすぐに医師のもとで治療を受けることが重要です。

 

イトリゾール服用時に行われるパルス療法とは?

イトリゾール服用時には、パルス療法と呼ばれる治療法を行うこともあります。
パルス療法では、イトリゾールをまず1週間継続して服用していった後に服用を中止し、3週間ほど休薬期間を設けます。
この期間を1サイクルとして合わせて3サイクル繰り返すことによって、劇的な水虫の改善効果を生み出すことができるため医療現場でも活用されるようになりました。

どうしてパルス療法が爪の水虫に劇的な効果があるのかについてですが、イトリゾールを飲むと成分が血液中に吸収された後、爪に移行します。
爪に移行しなかった分については、排泄されます。
爪に残ったイトリゾールは、1年以上の期間爪での水虫菌の増殖を抑え続けることがデータで分かっており水虫対策として有効です。

パルス療法による副作用は、1週間ほどで消えます。
そのため、身体に負担をかけにくい治療法として知られています。

注意点としては、パルス療法を行うときには併用薬に充分注意しておくようにしましょう。
ハルシオンなどのあまりイトリゾールと関係なさそうな睡眠薬を服用することもできません。
これは、イトリゾールを服用することによって他の薬の作用を強めてしまうためです。

ハルシオンとイトリゾールを併用した場合は、ハルシオンによる睡眠作用を強めることにつながり危険を伴うこともあります。
そのため、パルス療法を開始してから3サイクル目が終わるまでは他の薬を併用しないようにします。

もしも、パルス療法を行っている途中で別の薬が必要になってしまた場合には、必ず事前に医師・薬剤師に相談するようにしておきましょう。
その際には病歴・症状・飲んでいる医薬品などについて正直に報告します。
イトリゾールを服用していても中には併用できる薬があるためです。